Nike Bespoke of 21 Layup Dream Team by Layupshot.com 18/21Mercer
2009年の11月14日に原宿、表参道にオープンしたNike Harajukuを訪れた時は、店の外観・内装・ディスプレイに感動しました。
それ以前に私が1994年にアメリカ、シカゴにあるNike Town Chicagoを訪れた際の衝撃、感動を今でも忘れる事が出来ません。
以前小学校時代から素晴らしいデザイン性、斬新なテクノロジー、オリンピックや数多くのスポーツに通じて常に興味を持っていたブランドであり、NBAプロバスケットボールのファンとしては1982~83シーズン頃から現在にわたりNBA史のなかで数多くの名プレーヤーが着用していたブランドであるNikeは私にとって特別なモノであります。
そこでNBAバスケットボールミュージアム”Layupshot.com”がNikeと係わりが強く21Mercerの番地にちなんだ21選手を21チームより厳選し、私たちLayupshotがNBAを観戦し始めた1990年前半より今日までのなかでチーム、選手の持つ素晴らしさをデザインに反映させスペシャルなシューズをおよそ1年の歳月を経て製作しました。
私がAir Force One Nike Bespokeの存在を知ったのは2009年のNike Harajukuのオープンの2年前でありました。{Nike Bespoke}とはNYマンハッタンのファッションディストリクトにある21 Mercerスタジオ。ここでは世界で最もプレミアムなNIKE iDシューズのカスタマイズを提供しています。厳選された素材で、わがままにカスタムを極めたいお客様に、極上の体験を実現します。その後Nike Harajukuで丁度1年が経つ前にイベントの一つとしてNew Yorkでしか体験できないNike Bespokeを原宿で体験する事が出来、驚きや想像の出来なかった事も数多く感じた中でさらに翌2011年に再びNike Bespokeのセッションが原宿で開かれ体験する事が出来ました。
この時に私は21 MercerとLayupshotがNBAを紹介するべくこの企画を思い立ち、NBA史上名を残したグレイトプレーヤーたちからなるドリームチーム「21 Layup」を考え2011年9月より構想を練り始めたのでした。そして現在、この時に誕生した21 Layup Dream Teamを毎週アナウンスしております。
まず21プレーヤーを選択する事が非常に困難でありました。Nikeとの関連性の濃いプレーヤーとなればブランドだけでもadidasをはじめ、CONVERSE, AVIA, ASICS, Reebokなど数えきれないその他のブランドがある為に、素晴らしい選手でも各球団を代表し活躍していたにもかかわらず外れてしまう選手は数えきれないなか、それにもましてプレーヤーが印象深い時代背景もある為、それは丁度1990年前半~現在2012年(構想スタート時は2011年)とすれば#33 Kareem Abdul-Jabbar, #6 Julius Erving, #11 Isiah Thomas, #21 Dominique Wilkins, #22 Clyde Drexler, #34 Hakeem Olajuwon, #32 Karl Malone, #33 Patrick Ewing, #40 Shawn Kemp, #3 Allen Iverson, #33 Grant Hill, #34 Shaquille O’Neal, #21 Tim Duncanなどの選手たちはどうなるかは周知の通りであり、各チームで1人、All Star Game, Playoffs, NBA Champions, Dream Team, Hall of Fameなどをもとに日本にいるクレージーなファンの意見も聞く事の出来る範囲で参考にして厳選してみました。そこへ選出されたプレーヤーのイメージやチームカラーなどをマテリアルやデザインに落とし込んで製作しました。
その後1カ月半の下準備を終えNew York 21 Mercerに足を運び特別なサポートを得て7日間に及ぶ膨大なセッションのもと21足のNBA史上名を残したグレイトプレーヤーたちからなるドリームチーム「21 Layup」をモチーフにした素晴らしいシューズの製作がスタートした訳であります。
およそ1年間がかりでの完成となりオーダー時の期待を満たしてくれる素晴らしい出来となりました。
各シューズには世界で一つの中に更に貴重なモノとして今回のプロジェクトのタイトルであります「21 Layup」を使ったモノグラムのスペシャルなマテリアルが共通に各シューズの何処かのパーツに使用され、シリアルナンバーとして「21M」でデザインされた順に1~21までの番号が各シューズに刻まれております。
プレーヤーのイニシャルや背番号、勿論Layupshotのアイコンもあり、その他Champion Ringをあしらったもの、All Star Gameの出場回数を刺繍してあります(なお2011年までですので2012年に出場した選手や今後出場回数が増えた場合は異なります)。NBAファンが一目見れば選手が特定できるスペシャルで美しく高価なものであります。
これらのスペシャルシューズはWeb 内のイベントコーナーで現在展示公開致しております。将来的には私どもの2F リアルスタジオでの展示会も予定しております。
Seattle Super SonicsはSeattle, Washington州に本拠地を置きホームアリーナはKey Arenaであったと共に1966年に創設されたチームは2008年に本拠地を移転し現在その名をOklahoma City Thunderと改名している。チーム名であるSuper SonicsはSeattleでボーイング社を中心とした航空産業が盛んなことにちなみ「超音速」を意味する「Super Sonic」と名付けられた。古くはLenny Wilkensヘッドコーチがチームを率いた1978年と1979年にNBA Finalsに2年連続で進出しチームの中心選手であった#43 Jack Sikma,#24 Dennis Johnsonらの活躍によって1979 NBA Championsに輝いている。チームはその後低迷期を迎えるも1989年に#40 Shawn Kemp、そして1990年には#20 Gary Paytonがチームに入団しGeorge Karlヘッドコーチのもと強豪チームへと変貌を成し長いシーズン君臨する事になる。1996 NBA Finalsに進出したチームは#23 Michael Jordanを中心にNBAシーズン記録となる72勝10敗の成績を残したChicago Bullsの前に敗退した。チームカラーはグリーン、黄色、ディープレッドで#20 Gary Paytonが活躍していた頃には一時スペースニードル(Space Needle)が描かれたロゴは実に懐かしい。
#20 Gary Paytonは”The Glove”のニックネームで知られる優れたディフェンスとタフなトラッシュトークにより相手選手にとっては脅威となるプレーヤーでありMiami Heatに在籍した2006年に見事2006 NBA Championsに輝いており、NBAを代表する最高のポイントガードである#20 Gary Paytonは名実ともに21 Layupで紹介したいプレーヤーである。