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スポーツはアートか。アートを超えるのか。
その問いにNBAマニア、Layupshot代表Tadahiro Hakamataが挑んだ。
バスケ界最高峰のNBAで名を残した選手の歴史が刻まれたシューズ、その数21足。
その作品は毎週1足づつ、このミュージアムで公開される。
ツイートされ、シェアされ、我々の目に飛び込んだ瞬間に作品は完成する。
見たことないものを見る勇気はあるか。
IS SPORT ART? CAN IT BE MORE THAN ART?
NBA FREAK LAYUPSHOT TADAHIRO HAKAMATA IS TO CHALLENGE THIS QUESTION. SELECTED ARE THE 21 HOTTEST PLAYERS IN THE HIGHEST PROFESSIONAL LEAGUE NBA. 21 DIFFERENT STORIES COLORS 21 DIFFERENT SHOES. EACH PAIR IS RELEASED EACH WEEK FOR 21 WEEKS. YOUR TWEETS, SHARES, AND EYES WILL FINALIZE THE WORKS OF ART.
YOU ARE NOW CHALLENGED TO SEE SOMESHING YOU'VE NEVER SEEN.
小学4年生のときにTVで初めてNBA All Star Gameを見ました。当時発売していたバスケットボール雑誌をいち早く買い楽しく読んだものです。ミニバスケットボールを始めてLayupshot(レイアップシュート)を何度も練習しました。
シュートが入るたび嬉しくて練習時間より早くコートに行っては真似をしたものです。そしてスター選手たちが身につけているもの全てに憧れていきました。心底子供心に格好良くなりたかった時代を懐かしくも思います。
泣いたり笑ったりしながら毎日プレーし多くの人たちと出会いました。自分が変わってしまった一つにマイケル ジョーダンを見た時の感動があります。その時受けた衝撃は忘れる事はできません。自然とアメリカでNBAを生で観戦したくなり足が動いていた。バスケットシューズも買いまくっていた。真剣にバカみたいにのめり込んだスタート地点でもあり現在の漠然とした勝手な共有感が生まれ今の自分の根源的な時であった。自分をアピール出来ることは楽しかった。いつしか自分の支えとなりバスケットボールというスポーツの存在が自分の一部のようになっていた。
しかし不思議と後悔することなど考えもせず幼さから刹那的な日々を送るように堕落していった。あれだけ好きだったバスケットボールを気にもしなくあきらめそうになった。嫌いになった感覚さえあったが周りでNBAの話題を聞くと気にはなったがおよそ3年間NBAやバスケットボールを上辺だけは忘れていた時期があった。取り戻す事は出来ない事に後から気が付いた。子供の頃の感動を気にもしない時があり大人になる事を勘違いしていた。毎日周りの目を気にせず自分勝手に無駄な時間を過ごし勘違いの楽をしていたように思える。もがけばもがくほど悪い方へ進み恵まれていた周囲の環境に気付く事もなく果てし無く悪い道へ向かっていった。でも最高の人たちに囲まれていた事は今の自分を見れば理解する事は簡単である。再会する事、再会したくなる気持ちこそ出会いの有難みを分かりやすくするものだと感じる。
再会する事もまた出会いと同じく貴重なものである。
心にぽっかりとあいた穴を他のもので埋めようとしていた時が続き一人で寂しくしていた東京で1992年にふとバルセロナオリンピックのNBA Dream TeamのプレーをTVで目にした。このときの感動は今でも忘れることが出来ない。再び甦ったバスケットボールに対する子供の頃に夢中でプレーしていた気持ちが止まっていた自分の背中を押してくれた。本当のあるべき自分が微かにぼんやりと見えて進みたかった道へ進もうとしたがそう簡単に上手くいかなかった。気持ちも甘く人間として未熟なときに連続して起こる大変な事態に正直いやになった。そんな時にも不思議とバスケットボールを通じて出会った恩師の言葉が蘇ってきた。自分の精神年齢と感受性が成長を助けてくれた。この時も出会いにより救われていた。更にロンドンで一人になって自分を見つめた時期があった。何かを得れば何かを捨てるそんな事の繰り返しの中バスケットボールとの出会い、そこから生まれた数多くの出会いは捨てる事が出来ない永遠のものだと感じるようになっていた。
常に夢中になる事で気持ちが紛れていった。日々の変化のないように感じる時間でもホンの少しだけ変化している事に気付きました。正直大変なことが降りかかってくるなか自分を見失う事も多い。どうしてこんな事が?なぜ自分だけに?と嫌にもなるが時は止まってくれない。周りの目や体裁、間違った見栄を張り出会いを見失った事もあったのかもしれない。でも最大の理解者、味方がいなくなった時冷静に強くなるしかなかった。スポーツを通して学んだ事が救いとなっていた。色んな角度からバスケットボール、スポーツを感じるようになった。
時に自分が行きたくない苦しい道をあえて選択し恩師の言葉を思い出し導かれた仕事に前向きに真剣に取り組んだことで見えないことも数多く見えるようになった。人としての幅が広がった気がした。今となっては全ての事が出会いによって救われていた事に気付いた。
心の拠り所を求め先が見えないなか自分の臆病なところが直ぐに助けや支えを求めてしまうようなとき感動や強い心と目には見えない心の勲章を持ち続けていられるもとは出会いであった。
出会いとは予想も出来ない驚きの連続でもある。相手を思う心はスポーツに通じる大切な事のような気がする。出会いこそ人を育てる。出会いによって自分は大人になった。
僕にとってバスケットボールと出会い、大切な人たちと出会い、出会いに育てられ作り創造されていく全ての事が魂であります。
感動に全力でぶつかれる貴重な経験をスポーツは与えてくれる。スポーツには人生には人との出会いが欠かせなくプライスレスな尊い贈り物だと考えます。
出会いによって価値のある快適な人生を送りたい。そんな気持ちが僕の始めた全ての事になっています。出会いを見過ごすなんて事が無い方が良いと思います。
シューズが大好きでNBAを愛してやまない僕が大好きなブランドの世界一のシューズデザイナーに出会えた事に感謝して、空想のDream Teamに対する思いを自らが現実の中で出会いによって誕生させ目に手にする事が出来た21選手によるLayup shot Dream Teamが生まれた。